ダイバーズウォッチの場合はスウェットスーツの上に、パイロットはパイロットスーツ、軍用も同様の物があります。
そういうのをイメージして、ちょっと変化球として、サーマルの上に巻いて楽しんでみました。
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☆本日の時計
・Archimede Pilot Watch
先にサーマルについて少し。
サーマルとは、Tシャツに比べて厚手で、凹凸の大きい生地で作られたアンダーウェアで、多くは体温を逃がさないように体にフィットさせるためにタイトフィットに作られています。
全く同じではありませんが、ハリウッド映画等で(ミリタリー系とか特殊部隊出身系とかの)登場人物が着用していたりします。元々はインナー用ですが、薄手のスウェットのように着るのもカッコ良いです。どちらかというと胸囲がある人は似合う感じですね。私は胸囲はあるのですが腹も出ているので、ひっこめねば…
さて、時計の話に戻ります。パイロットウォッチやミリタリーウォッチは見たい時に隠れているとマズいので、ジャケットの上から時計を着用することがあります。パイロットウォッチが写真としては多く見られます。また、ダイバーズウォッチではスウェットスーツの上から着用しているのが見られます。
このような着用方法は通常のメタルブレスでは難しいです。しかし、このような着用方法を前提として、主にダイバーズウォッチには調整機構を装備した物があります。それなりに選択肢はありますが、最も買いやすい物はセイコーダイバーズの中上位機で、有名なところではオメガ プラネットオーシャン、ロレックス サブマリーナなどでしょうか。
↑SBDC051にはエクステンションが搭載されています。こちらのショップでは伸ばした状態の写真があったので、気になる方はチェックしてみてください。
また、ウレタンベルトのダイバーズウォッチでは、通常のモデルよりも長めに作られていて、衣服により太くなっても着用できるようにしたモデルもあります。
一番手っ取り早いのはNATOタイプのストラップに変更することですね。NATOタイプストラップは、フィールドジャケットなどの上から着用できるように、なのか、大柄の人でも着用できるように、なのか分かりませんが、かなり長く作られています。
さてさて、自分で言うのもなんですが、サーマルの上に着用するの、良い感じじゃないですかね? 少なくとも自分では『面白い』とか『たまにはアリ』と感じました。この上からM-65のフィールドジャケットなんぞ羽織れば、良い雰囲気になるのではないでしょうか?
ファッションは自分を楽しませるもの、と同時に、会う相手に自分のポジションや役柄を表明するものでもあると考えています。個人的な考えで恐縮ですが、どちらかに寄り過ぎてもダメで、両方を混ぜてしまうと凡庸になってしまって面白みがないため、しっかりはっきりと線引きするようにしています。今回は自分を楽しませるためですね。他の人が変だと思っても良いのです。自分が良いと感じるのならば。
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