実をいうと、ネイビーの文字盤に青系のストラップを合わせるのを目論んだ上で、このSeiko5 SNK357を購入したという経緯があるので、これにて目標達成といった感じがあります。
今回の記事は、私が愛用する松重商店さんの革ストラップがなぜおすすめなのか?という点に注目して、紹介してみたいと思います。
⇒SNK357についてはこちら
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☆本日の時計
・Seiko 5 SNK357
〇松重商店とは
大阪にある時計用ストラップ専門店で、在庫・種類は相当なものです。店頭でも購入できますが、個人向けにはネット販売を主としているようです。
松重商店さんの得意とするのは、低価格ながら品質が高くて作りの良いストラップ、と私は考えています。高級素材のマットクロコや、新喜皮革のコードバンなど、なかなか手に入らない良質な素材を用いたラインナップを持ち、それはそれは良い物ですが、その根底には『安価な製品でも手を抜かない実直さ』があるように私は感じます。
↑超人気のマットクロコ。高価ですが素材を考えればリーズナブル。入荷数も少ないため、入荷したら毎回瞬殺する…
実直さが分かるのが、ストラップの裏側です。ラグ側の端を見ると、折り返したところまでステッチが走っています。これは、ばね棒を抱え込むために表革を折り曲げてあるところなのですが、案外と安物はここを縫っていないことが多いのです。しかし松重商店さんで購入したものについてはすべて、ここを縫い合わせています。すべての商品を確認したわけではありませんが、高価なモデルから今回のような安価なモデルでも、ここはきっちり縫っていることを考えると、安心して購入できると考えています。
↑こちらで2500円ですから、良心的なのがよく分かります。
ちなみにちょっと気になるのは、多くのモデルが『硬め』だということ。しっかりしている裏返しですが、使い始めは腕に沿いません(汗) 最初は少し手で曲げて馴染ませてやる必要があります。
〇ネイビー文字盤にネイビーのストラップ
私は革ストラップに関しては非常に保守的な選択をします。言い換えると、だいたい黒か茶、茶色でもどれぐらい明るくするか選ぶぐらいです。ですので、ちょっと変化球な1本があっても良いのでは?と考えていました。
今回のSeiko5 SNK357を選ぶときに、ネイビーが非常に魅力的に感じたのでこれを選択するとして、ならば試しにネイビーのストラップを合わせてみようと考えたわけです。
結果は、私の中では大成功でした。もともと、渋く、光の加減で青みが光る文字盤に、暗く渋い色合いの濃紺のストラップが良く合い、暗い場所では黒文字盤に黒ストラップにも見えるほどで、上品な感じにまとまりました。
〇最近入手したシルバーウェーブ用も…
実は最近、シルバーウェーブを2本入手してしまいまして、そちらの紹介記事も執筆中ですが…、それ用に1本買ってしまいました。
こちらも松重商店さんのオメガスタイルという商品です。古いオメガのストラップにみられる、先が角ばっているのが特徴だそうで、これに太めのステッチが昨今の「ビジカジ」な感じが良く出ていて、気に入っています。実はこれ、所有のロードマチックにも使用しています。
↑茶色の濃さやステッチの白・茶などが選べます。
1点注意としては、実はシルバーウェーブ4336-8090はラグ幅19mmで、この商品は18㎜です。きちんと調べずに買ってしまった…。少し悩みましたが19㎜ばね棒を使用して使うことにしました。本来はラグ幅にあっていないストラップを使うと、動いた際にばね棒が外れてしまう危険性があるのでやめておいた方が良いです。
さすがに「この時計に合わせる」というピンポイントな人はいないかと思いますので、時計の雰囲気とストラップの雰囲気を知っていただければ、と思います。
○最後に
私は松重商店さんの商品がとても好きです。先に述べた作りの良さや、良い素材を使った商品展開、幅広いカラーバリエーション、選び放題な形状と、楽天のショップを見ているだけでも非常に楽しいです。
もしお近くにお住まいの方は、営業日に訪問してみることをお勧めします。実物を見ながら選べるのは非常にポイントが高いですよ。
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