ビジネス向けにマッチする王道デザインのセイコー5 SNK357を買いました。
文字盤にファイブの盾エンブレムが並びますが、これが無いモデルもあります。ですので、セイコー5って安いけど良いの?というところが気になる人もご覧ください。
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☆本日の時計
・セイコー5 SNK357(SNK355 SNK361)
〇買ったきっかけ
弊ブログでは『ビジネス向けのセイコー5のおすすめを紹介する』記事(⇒こちら)が人気です。(ありがとうございます) ですが、これまでセイコー5は所有していませんでした。ということで、ひとつぐらいは買おうと思っていました。(ムーブメントが同じSKX013⇒レビュー は持っているのですが…)
そんな折、死蔵物(時計以外)を友人にまとめて譲りましたところ、だいたいセイコー5 1本分ぐらいの金額になりましたので、生まれ変わり的な物でも買おうということで購入に至りました。
〇選んだポイント
先のビジネス向けにおすすめする記事に準じて選びました。セイコー5以外では少なくなってしまった36~38mmのサイズ感を重視しました。ここに、堅実なビジネスウォッチ系のデザイン、そしてセイコー5らしさの溢れる、ファイブの盾ロゴがずらっと並んだSNK357を選びました。
↑のショップ写真を見ても黒色にしか見えませんが、ちゃんとネイビーです。この微妙な色合いが良いと思って決めました。
詳しく見てゆきましょう。
〇SNK357のレビュー
深いネイビーでブラックっぽく見えますが、他のブラック文字盤と比べるとやはり青い、という絶妙な色合いです。光が当たると反射に青色が混じり複雑な色合いが出ます。いや~これは良いわ。
この点が分かっていれば良いですが、鮮やかなブルーを希望するとガッカリするかもしれません。新品の濃紺デニムを連想すると近いかもしれません。
ファイブの盾ロゴを並べたデザインも、パッと見た感じは見えません。しかし光を当てるとうっすらと浮かび上がってデザインに複雑さを与えます。
個人的にシースルーバック(裏透け・トランスペアレントバック)は不要と感じていますが、初めての機械式時計であればムーブメントが見えるのは魅力ではないでしょうか?
〇操作感
操作方法は以下の記事に詳しくまとめています。
☆7S26との付き合い方(操作方法)
リューズはネジ込み無しで引っ張ると出てくるタイプ。リューズが小さくて引っ掛かりが少ないため、引き出すのがちょっとやりにくいです。また1段引いたデイデイト調整位置に合わせにくいと感じました。
〇ブレスレット部の仕上がり
セイコー5は「ケースや文字盤の出来は良くて、精度も良いがブレスが安っぽい」というのが定番の評価です。間違いではないと思います。軽い巻きブレスはセイコーのスタンダードなラインナップとは異なります。
しかし、実際に長さ調整をして着用してみますと「かなり良い!」と感じました。
まず、このSNK357はセイコー5の中でも比較的新しいモデルで、プッシュ式のバックルです。ロックの具合もしっかりとしており、軽い着け心地で、エッジ(バリ)もきちんと処理してあるので非常に実用的です。小規模メーカー(および社外品)の安物のバックルはバリが出てたりロックが甘かったりするので、このあたりはファイブだったとしてもセイコーを選ぶ価値があります。
エンドピースは板金製ですがケースとの一体感があり良く出来ています。
ブレスのコマの可動域は狭いですが腕に巻いていれば違和感はありません。表面はマットな質感が均一ですし、ポリッシュ部とのコントラストがあって情報量が多く、見た目が良いです。サイドは巻きなのが分かりますが、カシメがキッチリでスカスカ感がありません。カシメが強すぎてブレス調整のための板バネの取り外しがキツイぐらいでした。
※注意
もしブレス調整(板バネ式)に慣れていなくて傷が気になるという人は、店舗で購入して調整してもらうか、ネット購入⇒調整してくれる店舗持ち込みを強く推奨します。結構苦労した。
良く言われるブレスのシャラシャラ感については、タイトに調整すれば全く気になりません。ブレスの寿命を延ばすためにもタイト目に調整することをお勧めします。遊びも少なく良いですよ。
※2019年10月 追加しました
〇革ベルトに交換する
購入当初から目論んでいたブルー系のストラップに交換しました。
詳しくは記事まで… |
⇒SNK357を革ストラップに交換した
〇最後に
自信を持っておすすめできます。
時計として良く出来ていますし、機械時計の魅力も感じ取れます。また、ビジネスウォッチの王道のデザインに、価格を考えれば驚きの仕上げ、文字盤と針のデザインにまとまりがあり、ビジネスでお手軽な1本を選ぶならこれで良いんじゃないか?と感じます。
これまではブレスの質感に懸念がありましたが、十分に許容範囲内(←控えめに言って 自分はとても満足している)だと分かったのがおすすめとした理由です。
↓文字盤全体のファイブの盾ロゴが不要ならこれが近いです。
これ以外のお勧めモデルが知りたい人はこちら↓
☆ビジネス向けセイコー5のおすすめを独断で選びました
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