そこまで考えなくても、長時間の座学でも、時計本体やブレスの厚みが気になりにくい時計は、精神的な疲れを抑えることができて良いと思うのです。
今回は、普段は責任感を持って仕事にあたられている参加者の皆さんとの出会いから、その姿勢に尊敬の念を覚えたことと、学ぶ姿勢の重要性を少し述べます。
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☆本日の時計
・セイコー5 SNK357
〇珍しく社外研修へ
社外研修に行ってまいりました。
一方、他社の方々の中には、実際に生産現場のリーダーとして前線で働いており、さらなるチームのパワーアップや人材の教育環境を整えるために派遣された『叩き上げのスタッフ』という方々もいらっしゃいました。
〇現場で働く人々に尊敬の念を覚える
研修の中では、現在の自分たちの職場の問題点や心配事と研修内容を照らし合わせたグループワークなどもあり、その方々の話を聞くことが多かったです。
そうしますと、いやー現場で危険と隣り合わせで戦っている人々の根性や気合の入り方は素晴らしいの一言です…。
危険な設備のある生産現場と縁遠い営業や事務関連の方々のイメージには、そのような生産現場のリーダーはパワハラとか大雑把とかそういうイメージを持っている人がいるかもしれません。しかし、今回の研修に人を送り込むようなちゃんとした企業の生産現場と、それを支えるスタッフの人々は、現場の兄貴としての顔と職人としての技術を併せ持つ人々なんだな、と改めて感じました。
若手に厳しくするのは、若手のひとつの危険な行動が、指や腕、それだけならまだしも命まで失う可能性があり、それを絶対に止めなければならないという使命感によるものです。もちろん、厳しさを示す方法を間違うとパワハラとなります。まぁ、それを理解している人がほとんどですが、それゆえに効果的で相手を傷つけない指導方法について学習意欲が高いのだな、と感じました。
また、現場でのチーム運営や生産活動においては、安全に関する取り決めや工夫、細かな法令に対する知識が必要で、想像以上に細やかな心遣いのある人がリーダーとして活躍しているのだ、と感じました。
天気にも恵まれました |
〇一方で学ぶ姿勢が足りない人も…
同じ施設では、似たような研修内容を別の業種向けに行っており、その参加者の中には「う~ん…?」と思うような人も含まれていたり…。というのも、安全衛生や現場の管理(整理整頓など)を学ぶ場において、トイレのスリッパをぐちゃぐちゃにしたままの人がいたり…。(整理整頓しましょうって書かれているのに!)
研修で教えられることを通じて、それらの真意や志を汲み取る姿勢が足りないと、同じような研修であってもこんなにも差が生まれるのか…とある種の学びがありました。
〇我が身の成長につなげる
私の実家は自営業の小さな町工場で、父親の腕一本で育てられたのが私です。昔は連休中のレジャーなどなく仕事に打ち込む父親を恨んだりしたものですが、今思えば、家庭を守るために必死で働いてくれていたのだと尊敬の念を覚えます。
今回の研修に参加していた、私の父と同様に必死で働き、部下の安全を守り、家庭を守り、日本の産業を支える人々と出会えて本当に良かったと感じました。気持ち新たに自分の業務に取り組めると感じています。
と同時に、同様の研修を受けても「やらされている」と考えてばかりなら成長できないというのも感じました。この点も、自己の成長に影響を与えたのではないか?と感じています。
きれいごとばかり書きましたが、きれいごとであっても感じ取ることが重要だと思います。みなさまも似たような研修の場に参加することがありましたら、何か持って帰ろうという精神で取り組んでいただけたらなぁ、と考えております。
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