MNストラップも装着感が良いとされており同意しますが、それよりも良い、個人的には現状でナンバーワンだと考えています。
どういうものか紹介したいと思います。
☆本日の紹介品
・The Watch Stewardのストラップ
○The Watch Stewardについて
アメリカの小規模なストラップメーカーになります。今回紹介する独自スタイルのストラップのみ(正確には、そのバリエーションモデル)を販売しています。元々は軍隊向けの装備品を販売(製造?)していたショップが手掛けているそうです。
注目度はまだまだですし、日本でも情報はほぼゼロですから気になっていたので買ってみました。
公式サイト:
The Watch Steward
○ストラップの詳細
ということで買ってみました。
言い方悪いですが、思ったよりオシャレなパッケージング。
素材は、一般的なNATOストラップよりも厚みがあり、伸縮性がある素材でできています。
金具はプレスで打ち抜いただけ(バリ処理はしている)の簡素なもので、縫い目も荒っぽいですが、いかにもミリタリーっぽい雰囲気。曲げ加工時についたと思われるキズなども残っていますね。薄く見えますがかなりしっかりとしていて、力をかけてみましたが曲がりませんでした。アルミではないと思う。
パッケージの裏面には取り付け方法が記載されています。上の写真で左側、RockとLoopが付いている方向が6時側になります。これに従って取り付けます。MNストラップと異なる点は、時計と腕の間にストラップを挟まないことです。これを実現するために、バネ棒を外して取り付ける必要があります。(NATOと違って挿し込むだけってのは不可能)
装着してみるとこうなります。ストラップで時計を腕に押さえつけるような構造になります。
腕に巻く時はコツが要ります。伸縮性があるので、多少タイトでも装着可能ですが、フックを引っ掛けるのに苦労します。慣れるまでは少し緩めの方が良いですね。多少緩めでも外れたことはないです。
装着感は控えめに言って最高です。
私、相当な数のNATOストラップを買っていますが、最終的に、時計と腕の間にストラップが挟まるのは、重い時計の場合は安定性に欠けるとの結論に至っておりました。そして、このStewardのストラップはそれが解決されています。
おそらくは、Stewardさんも同じジレンマに至ったのだと思います。そうでなければ、わざわざ時計との着け外しが面倒なこの構造を選択する必要性が無い。
○マイナス面
先にも書きましたが、NATOストラップと違ってバネ棒を外して取り外しをする必要があります。バネ棒が見えているので、一般的なレザーやラバーストラップよりも着け外しは簡単ですが。
先にも書きましたが、腕への装着時にフックを引っ掛けるのもコツが要ります。ここは慣れが必要です。
また、長さ調整は、無段階で可能で、最適なフィット感を追求できるものの、厚みのある素材の為、微調整がちょっとしにくい。ここは、無段階調整ができるだけありがたいってもんです。
最後に、腕に通す際に金具が時計にぶつかる可能性があるので注意が必要です。自分は、ミリタリー系のタフな時計に合わせるので、傷が付こうが気になりませんが、大切な時計の場合は注意が必要ですね。
○最後に
現在は日本で正式取り扱いが有りませんので、公式サイトからの直接輸入となります。対応は速かったので安心できますよ。
見た目はMNストラップに近いので、見た目がそれでよければ日本国内で取り扱いのあるMNストラップを選ぶのも良いと思います。
しかしそれでは満足できない、拗らせきった方にお勧めしたいストラップです。べた褒めですが、別に何も貰っていないですよw
※スポンサー