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2020年6月3日水曜日

クロノス日本版 第89号(2020/6発売)の紹介とか

クロノス日本版が発売になりましたので購入しました。
広田編集長からも紙面写真を掲載するのを黙認()いただいているので、せめて宣伝になるように紹介します。

自分用のアーカイブとしても便利なんですよ(苦笑)


☆本日の紹介品

・クロノス日本版 2020/7(6月発売)第89号



〇ざっくりとした内容


 メインの記事は4月末から5月初旬に発表となった各ブランドの新作を集めた「希望を灯す 新作時計」です。
 その他、クロノスしか読めなさそうな内容として…

・7人の海外ジャーナリストによる新作BEST5
・主要時計メーカー動向の緊急調査
・Sinn 103の歴史の振り返り
・エクストリームウォッチ最前線

といった感じになっています。
この他に、エクストリームウォッチの歴史を振り返る中で、ダイバーズウォッチの起源を探る記事は参考になります。





〇希望を灯す新作時計


 4月から5月にかけて発表となった各社の新作をまとめています。ウェブクロノスや他のメディアでも取り上げられている内容となりますが、一堂に会すので資料としても良さそうです。もちろん、マニアックな編集部の方々の見解や情報が追加されております。
編集長一押しのモンブランも
 個人的に嬉しかったのは、新しく投入されたムーブメント、特にIWCの新作ムーブメントが詳しく紹介されていて、読みごたえがあります。


〇海外ジャーナリストによる新作BEST5と

 主要メーカの動向緊急調査


 こちらはクロノスらしい渋い記事だと思います。有力な海外ジャーナリストに、新作時計についてのインタビュー(かなりの分量)と注目度ランキング、そして、いろいろゴタゴタしている見本市の今後についての見解がまとめられています。
また、各社の新作発表スケジュールの影響や、今後の戦略、新作発表の場としてどこを選ぶか?などが取り纏められています。


〇Sinn 103の歴史を振り返る


 これは、完全に広田編集長の趣味だそうです(笑) いや、私も好きですよ。ドイツのフリーガークロノグラフの歴史を振り返りながら、異常に詳しいディティール違いがまとめられています。Sinnのこのシリーズは、クラシカルな雰囲気を持つモデルではありますが、時代を追って見てみると、結構変遷があるもんだな、と感じました。




〇エクストリームウォッチ最前線+ダイバーズウォッチの歴史


 エクストリーム、つまり極限状態に対応したモデルについて取りまとめられた記事です。ここで、ダイバーズやパイロットといったジャンルに区切っていないところが面白く…
耐衝撃や温度など、様々な視点からエクストリームなモデルが紹介されています。
エクストリームというと、もっともメジャーなのがダイバーズウォッチなわけで、ダイバーズウォッチについては、紙面を割いて紹介されています。ここはじっくりと読んでみたい、興味深い内容ですね。
1956年のフィフティーファゾムス バチスカーフが紹介されています。改めて見ると、セイコーのファーストダイバーズは、バチスカーフからデザインが来ているんだなと感じます。



〇最後に


 さて、ゆっくりと読みたいと思います。編集部各位におかれましては、いつも興味深い記事を書いていただきありがとうございます。


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