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2021年5月3日月曜日

マイネッティのハンガーを愛用しています[レビュー]

好きな服は良いハンガーにかけてやるってのが、服に対する礼儀というか、長持ちさせる秘訣だと思っています。

これまでは15本セットとかで買った「それなりに肩のしっかりとした安いプラ製ハンガー」を使ってきたのですが「撮影にも使えるし」などと理由を付けてマイネッティのハンガーを買って使い始めました。

現在は、その時期のプリンシパルを預ける重要な立ち位置にいます。本日はそんなマイネッティのハンガーを紹介します。



☆本日の紹介品

・マイネッティのハンガー



〇MAINETTI(マイネッティ)のハンガーについて


 マイネッティはイタリアの会社で、ここのハンガーは有名サルトリアや有名ショップで使われていて…というのが、このハンガーの売り文句です。1961年からハンガーを製造しており、その経験を活かして衣類へのダメージの小さい最適な形状で作られている、と言われています。 

 マイネッティのハンガーはプラスチック製で中空構造になっています。そこそこ厚く仕立てられており、軽量かつ頑丈という良いバランスに仕上げられています。また、表面に表情があるプラ成型となっており、面白みに欠けることの多いプラハンガーですが、マイネッティは質感が高いのがポイントとなっています。


〇購入したのはサルトリアーレハンガー 43cm


 購入したのはスーツ用の、一般的に「ハンガーといえばこれ」といった形状のものです。カラーはブラックです。

正規流通している物は、メンズ向けでは40cmと43cmがあります。私が購入した店舗では、「ブラウン」「ホワイト」「グリーン」「レッド」「プラム」「ブルー」「ブラック」の展開がありました。また、他にも「ダークブラウン」と「アイボリー」があるらしい。私はブラックの43cmを購入しました。


↑画像は楽天市場にリンクされています。
 


肝となるのがこの形状ですね。現在はこのような成形は簡単になり、安価に製造されるようになってきましたが、マイネッティがリリースした頃には「木製ハンガーじゃないとできないような形状をプラスチックで作ってこの値段!」といった反響だったのではないか?と想像しています。

また、表面がザラッとした質感で、これが生地を傷めずにホールドしてくれて、滑りすぎず、喰いつきすぎずとちょうど良い具合になっています。このあたりの処理は上手いですね。
パンツを引っ掛ける部分には、細かい毛が接着剤で貼り付けられていてベルベット調になっているようです。 これにより滑りにくくしてあるわけですね。
 
ただ、この糊付けが大雑把で(笑) ま、使っているうちに剥がれそうなので気にしていません。

肩部分のことを考えると、もう少し厚みのある物の方が良いように思いますが…
無限に広いクローゼットがあるなら良いですが、これぐらいの厚みに収まっていないと収納の効率が悪くなってしまいますね。これぐらいの厚さが服を守りつつコンパクトという良いバランスなのだと思われます。 

 それにしても、1本だけ使うってのは様にならないですね(苦笑) こういうのは5~10本ズラッと並べてこそ、だと感じました。折を見て買い足します。
 
 今回は43cmの物を選びました。私はそこそこ肩幅が広く、L~XLのサイズを選ぶことが多いです。また、今回のジャケットは肩幅48cmぐらいで、シャツジャケットなら肩幅46cmの物を選ぶといった体型です。このあたりから判定いただくと幸いです。

 


 若干、絶賛され過ぎの感があるマイネッティのハンガーですが、色っぽい形状、ザラッとして複雑な(杢目っぽさもある)表面など、雰囲気を演出する力のあるハンガーだと感じました。行きつけのお店がナカタハンガーを使っていて、作りの丁寧さや上質さはナカタに軍配が上がる(価格も上だし)のですが、物の醸し出す雰囲気と言いましょうか「イタリア人はずるいよねぇ」と言いたくなる品です。  
 「名品とかオリジナルを経験しておく方が面白い」との持論があるのですが、そういう観点から見て、買ってみる価値がある商品です。そう簡単にぶっ壊れる物でもなさそうですし、値段も1本1000円とハンガーにしては高いですが、趣味の物としては安いです。 

 なお、パンツが落ちないようにするゴムひもが同封されますが、全然長さが足りません(笑) 販売元に「間違えていない?」と聞いたら「全部同じ長さです」と言われたので諦めました。そういうところもイタリアっぽい(苦笑)