しかし落ち着いて考えてみますと、ちょうどよい時計があるではありませんか!
ということで、チューダー プリンスデイトをブレスに戻して着用しています。
☆本日の時計
・TUDOR Prince Date Ref.74000
先日行われた健康診断で、想定していたよりも順調に育ってしまっており、危機感の薄い自分でも育ちすぎた腹囲や体重の対策をしなければ…と思ったりしておりました。
これと並行して、甘いものを欲するのはビタミンC不足(かつては甘いもの=果物=ビタミンCであった名残)との説を聞き、食生活を見直してもビタミン不足は明白なのでサプリを取ることにしました。
すると、ダラダラと甘いものを連続で食べることは減ってきたように思います。プラシーボの可能性も否定できませんが、とにかく無駄な甘いもの摂取を抑えることができているので続けることとします。
この気付きから、『実は本質的には甘いものを欲しているわけではない』タイミングもあるのではないか?と思うようになりました。良く考えれば、食べたいと思って食べたくせに、お腹がいっぱいになりすぎて、食べ過ぎを感じることも多かったようにも思われます。おそらくはクセや思い込みによって『欲しいと思い込んでいた』のだと思います。
〇欲求と、それを満たす手段がマッチするか?
言い換えると『それに対する欲求が、それが足りないことと直結していない』状態であり、『それを取り入れたからといって、根元にある欲求を満たせるわけではない』という状態にあったと思えてきました。
これは時計でも同じです。自分はおそらく、なんとなく買い物がしたい欲求を時計の方向に向けて、暑い季節に使いやすいブレスで防水の効いたモデルが欲しいと思い込んでいただけなのかもしれません。
これはかなり微妙な問題ですし、そんなに細かいことを気にする必要はないのではないか?と思われるかもしれません。
しかし、この捩れが解消されないと、欲求を満たすために何かを買うけど満たされないスパイラルに陥る可能性があると感じました。
〇決断に根拠は必要だが、結論ありきではいけない
私は買い物に対して「これは、この点が他にないから買う」というように根拠を求めがちです。そうすると失敗が少ない、あるいは気に入ったものが見つかりやすく、無駄な出費を抑えられるからです。人によっては直感で買う人もいるでしょう。それはそれで良いです。
Aはこういうところが良い。そして、今の自分の要求に合っている。
そうやって検討を重ねる事は面白いです。
しかし、『なんとなくAを買いたい! いや~〇〇な時計欲しい気がしてた!』みたいに、結論ありきで検討をすると、実際には存在しない自分の要望を捏造することにも繋がりかねません。
落ち着いて考えれば、それを本当に必要としていたのか?という問いに答えられなくなってきます。裕福だったり、安いものなら良いのですが、時計は高価ですからねぇ・・・。
〇そんなこんなでプリンスデイト
買った当初は、ヴィンテージスタイルなレザーストラップを合わせて(今でも好きな組み合わせだけど)楽しんでいましたが、どうしても夏場は疎遠になる。夏場に使わないと、じわりじわりと疎遠になって、冬場も使わなくなってしまう。これはもったいない。
現行に近くて、ブレスが付いていて、適当に防水が利き、安心して使えて、そこそこ満足できる仕上がりの時計…。ピッタリなものはそこにありました。青い鳥かよ。
時計趣味は、半歩間違うと新しい時計を買う趣味になりかねません。
まぁそれも良いのですが…使ってナンボじゃないですかね?