気になるけど買うまでは…という人も多いと思いますので、少し記事にしておきました。
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☆本日の紹介品
・BERGEON(ベルジョン)バネ棒外し BE7767
〇バネ棒外しって何?
時計のブレスの裏側から挿し込んでバネ棒を縮めたり、革(布)ストラップとラグとの隙間に挿し込んでバネ棒を縮めて、ブレスやストラップを外すための工具です。これはY字タイプの使い方になります。
もう一つI字タイプと呼ばれるのは、ラグに穴が開いている穴に挿し込んでバネ棒を縮めて外します。最近はラグに穴が開いているモデルが減っているので登場頻度は低くなっているかもしれませんね。
ラグに穴が開いているタイプ |
〇BERGEON(ベルジョン)のバネ棒外しの選び方
先にも書いた通り、高品質な時計用工具を多くラインナップするのがベルジョンです。各社のバネ棒外しを使ったわけでも、ベルジョンの工具を買ったことがあるわけでもありませんが、ヘビーに整備をしている時計屋さんで使っているのを見ますし、プロ用の定番メーカと言って差し支えないと考えています。
自分は時計が好きな人の中でもブレス・ストラップの付け替えが多いので、どうせなら(ブログのネタにもなるし)とベルジョンを選んでみました。いや~道具や工具は良いのを買うのが好きなのですよ(苦笑)
さて、ベルジョンのバネ棒外しで、これまで定番とされていたのが6767と呼ばれるタイプです。そして現在は新型の7767が販売されています。これはグリップ部を改良したモデルとのこと。
値段は7767が2500円ぐらいで、6767が2000円ぐらい。
これらの先端は、細・太のY字タイプとI字タイプの組み合わせから選択できます。
もう一つ、大きな平たいY字の先が付いた8111があります。
問題は8111が6500円ぐらいするんですよね…今回は見送りました。分厚いレザーストラップを使う人はこちらを選んだ方が良さそう。
さて、7767か6767のどちらを選ぶか?ですが、これは好みで良いと私は考えています。私は「どうせなら」と新型を選びました。値段差も小さいですし。ちなみに替え先は共通とのこと。
さて、7767(6767)で選ぶとして、先端は以下の組み合わせで選べます。
・細I&細Y
・太I&太Y
・細Y&太Y
ここで、太Yはブレスの裏側からバネ棒に届かない(隙間が狭い)可能性が高いです。(ビジネス系ドレス系の場合は特に) ですので、細Yは必須。また、同様に太Iはラグの穴が大きいものでなければ使用できません。太Y字は広い面積で革ストラップをグイッと抑えるのに効果的です。
個人的な考えとして、精度や強度が必要なのはY字タイプの方で、I字は刺さってくれれば(とりあえずは)良いと考えました。(異論は認める…)
以上の考えを統合して、細Y字は必須で、分厚いレザーストラップやウレタンストラップを外す用に太Y字も欲しい(I字より太Y字が欲しい!)、と結論付けました。
というわけで細Y&太Yタイプを購入しました。
購入したのは↓こちら。Amazonでは2019年6月現在扱い無し。掲載のショップが送料無料でお買い得です。
〇BERGEON(ベルジョン)のバネ棒外し7767
サイズの割になかなかどっしりとしています。グリップも滑りにくく握りやすいですね。さすがの定番メーカ製。
太Y字の先端。精度高く作られているのが分かります。 |
細Y字の先端。こちらも鋭く精度高く作られています。 |
安物のバネ棒外しの先端 |
〇使ってみて
本当はここで、実際に使用している写真を貼りたかったのですが、両手がふさがっている状態で写真を撮るのは無理(苦笑) 手持ちの撮影機材とかを使ってもどうにも上手く撮れなかったので写真は省略です。
全体的にガタつきが無く、バネ棒の凹凸に引っかかっているのか感じ取りやすい感じです。また、引っかかればしっかりと喰い付いてくれる感じがします。
〇最後に
安物は数百円で買えるのに対して2000円ぐらいですから、すべての人に「買うべき!」とは言えません。滅多に作業しない人ならばストラップ屋さんのオマケでも、まぁ悪くないかなと。(先日までの私がそうでした)
半プロ以上の人はもちろん、私のように1ヶ月に1回ぐらいは交換するという人は、買う価値があると感じました。ストラップを換えたりして時計をいじくっているのが楽しいという人は、自分の気に入った工具を出してきて「良い工具だぁ」とニヤニヤしながら作業するだけで元が取れると思います。(あ、私のことです)
やっぱり良い道具はこうでなくっちゃ、という満足感は十分にありますよ。
Amazonでは7767は取り扱いが無い模様。7767を買うなら上記のショップが送料無料でお得です。
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