今回は2020年の新作を、ジャンル分けして一挙紹介といった内容がメインになっています。
☆本日の紹介品
・クロノス日本版 2021/1(20年12月発売)第92号
〇ざっくりとした内容
今回は、2020年の新作を各ジャンルに分けて一挙紹介しつつ、有名時計ジャーナリストによる注目の新作をピックアップしています。項目は以下の感じ。
・2020年新作全総覧
・マスターコントロール特集
・A.ランゲ&ゾーネの歴史と名作
・ヤング・タレントコンペティション優勝者 関氏特集
・ブレゲのダブルトゥールビヨンの詳細解説
総覧にかなりのページ数が裂かれていますね。
〇2020年の新作全総覧
2020年の新作を網羅しつつ、そこから見えてくるトレンドを追いかけた特集です。
併せて、編集部の各位が今年のキーとなるピースを取り上げて、カメラマンとタッグを組んで紙面を作る企画もあります。ポルトギーゼ・オートマティック40mmは、ようやく出たベーシックな一本であり、個性の強すぎる各社のラインナップに対するアンチテーゼだとして、オーソドックスな構図で写真を撮っています。広田編集長の個人的なオススメであり、良く出来た普通として広く勧められる一本とのこと。
〇マスターコントロール特集
ジャガールクルトの入魂の一本であるマスターコントロールが特集されています。丁寧に作られたオーソドックスって好きなので気になる一本です。紆余曲折ありながら、2020年の新作は出来が非常に良いとのことで、どこかのタイミングで見てみたいなぁ…
ちなみに、広田編集長が執筆されていますか、お好きなのかかなりテンション高めの内容になっています。
〇インタビューなど
ティソのCEOのインタビューが掲載されています。見た目はシンプルで比較的安価ながら、シリコンヒゲゼンマイの投入で耐磁性を手に入れ、80時間のパワリザを持つジェントルマンが印象的ですね。
時計の価格が全体的に上がっている昨今ですから、耐磁性があり、ビジネスにも休日にも使いやすいティソのジェントルマンあたりは、相対的に競争力が高まってくるのではないか?と感じています。リップサービスもあるのでしょうが、日本市場を重視していて、東京にフラッグシップショップを構えているとのこと。
また、インタビューでは、ヤングタレントコンペティションで優勝した関氏が、特集記事と、パラノイア列伝で漫画化されて取り上げられています。
〇A.ランゲ&ゾーネの歴史と名作
みんなの(? 少なくとも私の)憧れ、A.ランゲ&ゾーネの歴史をかなり深く振り返りながら、歴史的作品や、名作が取り上げられています。ランゲは、リリースしているすべてが名作みたいな感想を私は持っているのですが、皆さんはどうでしょう?
これだけでも相当に読みごたえがありますよ。
さて、じっくり読みましょうか。
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