コンパクトかつ完成度の高いデザインで非常に気に入っています。クロノメーター仕様という点がポイントです。
☆本日の時計
・オメガ シーマスター クロノメーター Ref.168.024 Cal.564
〇ヴィンテージウォッチに興味を持ち始めた頃から気になっていたシーマスタークロノメーター
自分がヴィンテージウォッチに興味を持って、初めに手を出したのがセイコーと、たまたま手に入ったIWCの手巻きでした。セイコーは定番ですが、IWCから入ったのはちょっと特殊かもしれませんね。
現在もそうですが、当時はオメガのヴィンテージウォッチは市場にたくさんあり、明らかに魔改造された個体が多いし値段も異常に高かったり異常に安かったりと、慎重になっていたのを記憶しています。その中で、印象深かったのが、今回のRef.168.024の形です。現代的なデザインになりつつも、ヴィンテージらしさがあって良いなと思った記憶があります。
60年代のオメガは技術も販売量もトップクラスで、そのような背景が分かるようなモデル=クロノメーターに興味を持っていながら、手を出せていませんでした。今回、良い出会いがあったため購入に至りました。
〇今回の購入は「ヴィンテージオメガといえば」という銀座のホワイトキングスさん
いつもお世話になっているホワイトキングスさんで購入しました。ヴィンテージオメガに対する見識が深く、物も信頼がおけます。「私と友人だから」という前提を外しても、ヴィンテージオメガが好きなら顔を出す価値があります。
公式サイト:ホワイトキングス
〇気に入っている点
当時のオメガのデザインを色濃く出しながら、現代的なデザインを持つ点が好きです。日付窓の処理なんかは、現行だとお幾ら万円になるのか?というぐらい凝った仕様です。このデザインを見ていると、当時のセイコーはオメガになりたかったんだなぁというのが良く分かります。針の形状や、インデックスの黒いライン(オニキスかな?)、ケースデザインがそれです。
また、Cal.564と、500系の超傑作自動巻きのクロノメーター仕様です。以前、クロノス編集部の広田さんの話の中で、「自動巻きならRolexの1570、IWCの853or854、オメガの500系は経験した方が良い」とおっしゃっておられて、それに影響を受けたのは認めます(笑) クロノメーター仕様は、当初は特別に調整されただけだと思っていたのですが、どうやら内部も結構手が入っているらしく、買うならクロノメーター仕様だと考えていまし。
購入してからずっと着用しています。いやぁこういうサイズ感で良いし、すごくしっくりくるんですよね。しばらくヴィンテージ沼から脱出できそうにないです。