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2019年12月3日火曜日

時計のワインディングマシンを修理しました。

購入して2年弱。時計のワインディングマシンが不調となりました。修理しましたので自分用の備忘録を…



 随分と使っておりますワインディングマシンが不調となり分解調査しました。


〇はじめに


 中国製の安価なワインディングマシンは、見た目は違ってもだいたい同じ構造になっているようです。調べてみたところ少なくとも2種類あることが分かっています。

・モーター⇒ギア⇒プーリー⇒時計の構成
・モーター⇒ギア⇒シャフト⇒時計の構成


 私は後者のギア⇒シャフトで伝達するタイプでした。これを前提に話を勧めます。
 (プーリーを用いるタイプは、動力を伝達するベルトが切れるらしいですね。)



〇故障原因(予想)


 調子が悪くなってから分解調査をしたところ、ギアが入っている部分(以下ギアボックス)がグリスでベタベタでした。グリス入れ過ぎ。それがモーターシャフトの方に回り込んで中に侵入しているのが確認できました。(モーターにも穴がいているので)

 何度か、556のような潤滑油をモーター内部に吹きかけたりして、ごまかしつつ使っていましたがついにアウト。

 おそらく、グリスか潤滑油がモーターのブラシ部分に付着して通電不良となったか、モーター軸受部にゴミを噛んだか…。明らかにトルクが落ちていたので前者だと思っています。


〇モーター交換


 モーター交換は簡単で、線を切ってしまって、ハンダ付けし直すだけ。

 モーターは、以下の物が適合しました。モデルによって違うかもしれませんので要注意。




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