メーカー問わず、ザックリと欲しい時計を並べてグダグダと話をする記事にしようと思ったのですが、思いのほか、セイコー、特にダイバーズに良作が多いので、思い切ってセイコーダイバーズ2020年新作を紹介する記事としてまとめることにしました。
ファーストダイバーズリイシューをはじめ、かなり豊作となっております。1本でもお財布が苦しいので、かなり悩んでおります…。
〇メチャクチャ欲しいファーストダイバー リイシュー SBDC101
発表以後、界隈では話題となっていた、今期最注目の1本と言って過言ではないでしょう。そのコンセプトと見た目から魅力的に感じていたものの、サードダイバー(タートル)好きの私は、その先祖となるセカンドダイバーの復刻を心待ちにしており、ファーストダイバーはガマンかなぁと思っておりました。
が、実物を見たらヤバイわ。欲しい。
コンパクトでキレのあるデザインに、仕上げの良いケース。薄く作り、着用感も薄くなるような構造。縦幅が短くて、さらに着用感が良くなっています。人によっては、プレザージュよりもコンパクトに感じるんじゃないかな?と思います。
ボーイサイズでは無くてフルサイズだけどコンパクトという点が、今の私の心を掴んでいる感じで、購入も時間の問題かなぁ…とか思っています。とりあえずセカンドダイバーを見てから考えたい…
〇セカンドダイバー リイシュー SBDC109
リーク情報が出てから心待ちにしている1本。まだ実物を見れていません…。スペックを見ると、SBDC101と同様にコンパクトに仕上げてきた点が好印象です。仕上げも、SBDC101を見る限りは心配ないでしょう。
自分が買うかどうか?の観点からは、非常に欲しいのですが冷静に考えてみると、持っているタートルと方向性が似てしまう点と、もう少し待てばタートル新型が出るのでは?という恐れで決めきれずにいます…。
実物を見れば、もっと「欲しい!」に傾く可能性も有り、継続して情報を集めます。
〇SBDY059 SBDY061
ツナ缶と呼ばれる外筒ダイバーの特徴を持ちつつ、かなり新しいテイストを持たせてきた2本。実物を見たところ、かなり良いです。昨今のセイコーの挑戦や、デザインのまとめの上手さを感じます。イチオシ。
ダイバーズにラインナップされていますが、これはフィールドウォッチやミリタリーウォッチの空気を感じます。
その理由は、主にカラーリング。いわゆるコヨーテとかデザートサンドと呼ばれるカラーと、ネイビーグレーです。デザートサンドはド定番のミリタリーカラーで、ネイビーグレーは都市迷彩やNATOストラップを思わせる色合いで、これを選んできたセンスが渋い。デザイナーさんはミリタリーに詳しいのでは?
ストラップと文字盤カラーを揃え、奇抜なデザインは添えず、シンプルにまとめてきました。回転ベゼルの0-20分は蓄光入りと芸が細かい。さらに、ネイビーグレーは白っぽい普通の夜光ですが、コヨーテはヴィンテージ風夜光に使われる黄色いタイプを選んでおり、文字盤とのマッチングを良くしています。コストをかけずに上手く仕上げている点は、デザイナーさんの工夫やセンスを感じて好きですね。
外筒ダイバーは、ソーラーダイバー(クォーツ)と、300m防水のマリンマスターのラインナップで、価格帯が大きく開いていました。そこで間を埋める商品として、300mツナ缶とは違うテイストを機械式で投入してきたのは上手いと思います。
あぁ~、ファーストとか出てなかったら買ってたかもなぁ…。外筒ダイバー欲しいんですよねぇ。
写真を見て、少しでも気になった人は実物を見ることを推奨したい1本。おそらく気に入ると思います。
〇SUMO 流通限定色 SBDC097
2月頃に発売されていた新色。ショップを見ていたら見つけて「おっ!?」と思いました。良いと思います。
SBDY061よりも明るく、さわやかな印象のグレーですね。綺麗だと思います。秒針を赤にしたのは賛否両論ありそうですが、少し薄い朱色系なので悪目立ちはし無さそうです。ここで朱色にして色を抑えたのが、昨今のセイコーのセンスの良さを感じます。
自分はヨットマスター系のエレガントさを感じるのですが…どう思われます?
〇マリーンマスター ツナ缶もニューモデル投入
セイコーコアショップ向けモデルとして、マリーンマスターのツナ缶にもニューモデルが追加されました。
リーク情報を見た時に、文字盤と針形状を変更したな、と思ったのですが、なんと、ケースも少しいじってきました。(わかるかよ!そんなの!)
厚さ:14.1mm
横:47.7mm
縦:46.7mm
そしてこちらが従来商品。
厚さ:14.7mm
横:47.7mm
縦:47.7mm
これがどれだけの差になっているかは未知数です。着用感を上げたいのかな?
また、新作にはブレスレットが用意されていません。互換性があると嬉しいのですが…。
どちらにせよ、ファンの多い従来型の時分針形状となり、喜ばしいと思っている人も多いのでは?と思います。
それにしても、今年は当たり年だな…。
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