1~2杯を想定して気に入ったコーヒー用品を買い集めた結果、こんな感じになっているというお話。コーヒーという嗜好品を楽しむのなら、その前後や器でも楽しめることは有意義だと感じます。
ミルやドリッパー等の性能によってコーヒーの味は変わってくるのでしょうが、色々と試して結論に至ったわけではありません。基本的に見た目とサイズ感で選びました。
☆本日の紹介品
・ノリタケ マーク・ニューソン コレクション カップ&ソーサー
・KINTO コーヒーサーバー&プアオーバーケトル
・ポーレックス コーヒーミル2
〇コーヒーと私
大学生の頃は凝って色々と試していたのですが、こだわり過ぎると「豆が良い所のでなければ…」「焙煎し立てでなければ…」「良いミルを買わねば…」と感じて、できる最適が達成できないならやらないというメンタルになりがちだった私。
一旦、肩の力を抜いて、好きだったら気軽にやればよいじゃないかと思うようになったのが最近の話。
そこからは早かったですね。サクサクっと用具を買いそろえて現在に至ります。何かを追求することは素晴らしいですが、それが鎖になると辛いなぁと思ったり思わなかったり。
〇愛用しているコーヒー用品の紹介
並べてみると、私の好きなデザインの方向性が透けて見えます。う~ん、なんとなく潜在的に相似性を狙っていたのかもしれませんね。
コーヒーサーバーはガラス製食器が有名なKINTOのもの。1~2杯用の300mlですが、ぎりぎり400mlぐらい入ります。1人なら大きいマグカップぐらいはOK。大は小を兼ねますが、小の方が洗いやすい。経験者は語る。
ドリッパーはハリオの円錐型。1~2人用のもの。以前買った物をそのまま使っています。コーヒーメジャーは安かったので。ただし、柄が短すぎると瓶などに入ったコーヒー豆を掬いにくいので要注意。↑の物はちょうど良い加減で気に入っていますし、1杯が中浅煎りの豆の状態で15gほどと、私が欲しい量にピッタリ。
ケトルはドリップに適した物。沸かしたお湯をここに入れて、お湯をコントロールします。KINTOの物を選びましたが、購入してから珈琲考具のポットが魅力的に見えたり…(極細で真下にお湯を落とせる) KINTOと似たようなものがニトリにも安く出ています。どんなものでも良いので、細く湯を落とせるポットは買った方が良いです。全然違う。経験者は語る。
コンパクトなミルで性能が良くて…となるとポーレックスが定番でしょうね。セラミックの刃が切れ味よく、スムーズに挽くことができます。専用のハンドルホルダーも添えて。気に入っていますが、コーヒー豆を入れにくいのと、粒度の設定が今どこにあるのか分かりにくい点がマイナスといったところ。
☆ノリタケ マーク・ニューソン コレクション カップ&ソーサー
そしてカップ&ソーサー。あまり増やしたくないので入念に選びました。世界的デザイナーのマーク・ニューソンによりカンタス航空のファーストクラス向け食器としてデザインされたもののひとつです。モダンで、虚飾を廃しつつ美しく端正。それでいて可愛げがある感じ。
ボーンチャイナでも花を模したような形状を持つ(マイセンが有名ですかね)タイプや鮮やかな装飾がされた物が多く、最近の日本では手びねり風の物が人気なんですかね? こういうモダンでキレのある北欧デザイン系のものは貴重なんです。
ついでですが、コーヒーメジャーの下の皿と、コーヒーサーバーの下の下敷きになった皿は↓
窓際でおやつを摘まみながらコーヒーを飲んで、クロノスを読む図。この写真の中に好きが溢れていて幸せな感じ。
長年、気に入って使っている物でも良し、それとは違って気分を変えるための一脚を揃えておくのも良し。
なんとなーく、好きでも嫌いでもないカップを使っているのであれば、おひとつお好きな物を選んでみるのも良いかと思います。