小学生の頃の上履きシューズなどを作っているmoonstarの本気のスニーカーになります。完全なモノクロのモデルが他には少ないことと、履いた時の感触が良くて購入を決めました。
作りも良くてお勧めできます。
☆本日の紹介品
・moonstar ジムクラシック ブラックモノクローム
〇購入した理由
革靴も好きですが、普段はスニーカーがほとんどな私。超ハイテクスニーカーは（嫌いじゃないけど）普段の服装とマッチしないので、クラシカルな物が好きです。
もともとはミリタリー系のトレーニングシューズがベースとなっている今回のスニーカーですが、大雑把にコンバースのオールスターやジャックパーセルフォロワーだと言って差し支えないでしょう。
コンバースの一般流通品でなくて日本製とかアメリカ企画のCT70を購入する方向もありましたが、日本製の本気のスニーカーを試してみたくてmoonstarを購入しました。真っ黒のスニーカーって選択肢が少ないのです。（ジャケパンスタイルに革靴の代わりに履いてマッチする感じが好き）
実は以前から気になっていて、結構前に出張で東京に行った際に、銀座の直営店をたまたま見つけまして、試着させてもらったり話を聞いてファンになったから、という理由もあります。
〇moonstar ジムクラシック
最初にムーンスターの説明から。
ムーンスターは、日本の久留米に拠点を持つメーカーで、大昔から学生向けのシューズ、特に上履きと呼ばれるシューズを作っているメーカーです。気が付いていないけど自分も使ったことあるんじゃないかな？
バルカナイズ（加硫）製法と呼ばれる、アッパーとソールゴムを釜で加熱・加圧して接着する製法を得意としていて、接着剤で単に貼り付けるのとは違って、密着度が高くなるそうです。昔は一般的だったようですが、できるメーカーも限られてきている模様。
そんなムーンスターが、大人向けに製造している本気のモデルが、ジムクラシックをはじめとしたファインバルカナイズシリーズです。
ジムクラシックは、ローカットスニーカーではメイン、と言いますかフラッグシップになっている模様です。似たようなモデルにローバスケットがありますが、ステッチなどが少な目で、底の材料が違い、価格も安価になっています。方向性の違いであって上位下位ではありませんが、ジムクラシックが最も手間がかかっているようです。
ハイカットモデルもあります。なお、Kと書かれているモデルは、アッパー素材が伝統的な織物が用いられており、値段も上がっています。
〇詳細な写真など
〇履いた感じのレビュー
サイズは、可能な限り試着して、タイトなサイズ感を選びましょう。ここがポイントです。直営店のお兄さんが強調されていましたし、その通り履いてみて正解だと確信しています。
着用時も、紐は緩めておいて足を入れて、ぐっと締める程度にフィットさせなければ、本来の履き心地が出ません。
さて、底は薄めで、フカフカ感は無くてソリッドな感じです。ただし、硬すぎる感じはなくてグリップも良く、独特な履き心地を感じます。ムーンスターは地下足袋も得意にしていますので、それを考えるとなるほど納得な感じがあります。
歩いてみて、石や道路の凹凸は感じ取れますが、痛さはありません。グリップの良いスポーティータイヤを履いたような感触です。足のサポートも必要十分で、足に力が掛かった時に変に逃げないように押さえ込んでくれる感じです。ランニングシューズのように反発力を産み出したりせず、あくまで自分の足で地面を捉えている感じが明確です。
これはちょっと驚きの履き心地の良さです。
一日中歩く時に履いてみましたところ、さすがに歩けば疲れますが、疲れ方が均等で、特定の場所が痛くなったりという事がありませんでした。靴と足との擦れ方も均等な感じです。
〇感想
とても気に入りました。スパルタンな見た目と、ソリッドでダイレクトな履き心地が好みです。痛いと思いきや、これが履き心地が良いのですよ。
オールスターは履き心地を含めて嫌だなぁと思っている人は、チャレンジしてみる価値があると思います。日本製で本気で作っていて、そこらのブランド名が付けられているスニーカーよりも安い。良い物ですよ。当然、自分の足と足型があっているか否か？は大きなポイントになりますのでご留意ください。
自分は足型にピッタリでとても気に入りました。今回はブラックモノクロームを買いましたが、春先から夏に向けて、マスタードとかホワイトとかを買い足したくなりました…。
↑こちらの写真は楽天市場にリンクされています。
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