それが『少し鮮やかな色合いを挟んだNATOストラップを合わせたコンパクトな時計』です。だいたいの場合は、TIMEXとかMWCの36mmのやつです。ストラップはスマートターンナウト。
『モテたいなら、こうしろ』みたいな内容は無いですが、私感を…
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☆本日の時計
・TIMEX×ナイジェルケーボン
〇極論、その人の好みでしょう?と思う
時計マニアな男性が、やれ実直なドイツ時計だ、やれハードなダイバーズだ、やれコンプリケーションだ、やれ当時物ミリタリーだと言うのと同じように、女性から見た『男性の腕時計に対する好み』というのは当然あるでしょう。
男どもの『ショートカット派』と『ロングヘア派』の戦争が終わらないように、紀元前から『ポニーテールこそ至高』と称えられているように、女性目線で『スポーティーな男性』や『キッチリ決まったビジネススタイルな男性』、『優しそうで家庭的な男性』等々に好みが分れることは明らかなのに、一元的に『モテる時計』を語っているのを見るとRef.16622の文字盤を見てやり過ごしたくなる気持ちになります。
自分自身の見え方をベースに話をしてしまいますと『時計を中心とした半径20cmの範囲内で何を見るか?』がポイントになる、言い換えると、人によって違うから見え方が違うのではないか?と感じます。
具体的には、腕やシャツと時計の色合い(挿し色としての時計)という色情報なのか、形状や腕とのサイズ感の形状情報なのか、高価そうに見えるか否かの数的情報なのか、ブランドという文字情報なのか、ということです。
この、人それぞれに違う視点で時計を見て、自分の好みに合った時に『良い』と感じるのではないか?と感じます。(そこには、イケメンという点数のバイアスは存在すると思いますが…羨ましい…)
〇NATOストラップの反応が良かったという話
今回紹介したTIMEX ナイジェルケーボンコラボは、思いっきりミリタリー系のディティールをベースに作られています。一般的には、ミリタリー系のファッションの女性受けは『良くない』とされている(と私は理解している)ので、女性の反応が良かったということと反します。
正確には時計ではなくてNATOストラップの反応が良かったと感じています。
今回記事にしたのは、同年代の女性から時計の話題ではなかったタイミングに褒められたということがあったのと、広田氏の以下の記事がアップされていたのが重なっていたから、という理由です。
★GQ 時計オタクに〝モテキ〟到来?
↑やっぱり金無垢時計+ダイヤは夜のお店の反応が良いよなぁ、という所から始まって、自虐ネタを挟みつつ面白い記事ですので併せてどうぞ。
上記の記事では『あんまり期待すんなよ』という空気感でまとめられていますが、NATOストラップを着けた時計は、私の極めて狭い女性との交友関係の中で、褒められた確率が高いという実績があります。(NATOストラップ、いやスマートターンナウト偉い!)
これは、時計では見かけない鮮やかな色使いとコンパクトでカワイイ時計による結果かな?と考えています。
〇誰に向けて時計を選ぶか
私は『自分のために時計を選ぶ派』でありますが、これから会う人に『高級そうな時計を着けている人』と思われるのが嫌で別の選択をすることが多々あります。それでも自分の中でカワイイカワイイと思っているTIMEXやセイコー ライナーなどがあるから選択には困りません。
極端なことを言うと『ブランドネームや価格で反応する人』には近づいてきて欲しくないし『自分がカワイイ!と思っているお気に入りの時計+ストラップに反応する人』と是非ともお近づきになりたいと考えている訳です。
思えば、NATOストラップを着けたコンパクトな時計を褒めてくれた女性の『感覚や感性』には広義の好意を持っていた(随分年上の女性も含まれるので…)ことを考えると、潜在的に『私の感性と、その女性の感性に共通点が有った』ということなのかもしれません。
ですので言い換えてしまうと、時計に対する反応については『あなたに分かってもらえればそれでいい』ぐらいの割り切りが必要なのではないか?と思わなくもないです。
(そんなこと言っているからモテないんだぞ俺!)
逆に、積極的に『良い反応を取りに行く』のであれば、相手を知ることから結局のところ始まるのではないか?と思う訳です。
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