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2019年8月15日木曜日

自分を上げたりお守りだったりする時計

最近私は、人々が時計に惹かれる理由とか、見出す価値とか、そういうものを深堀して考えております。

一つの結論が出る話ではありませんが、あまり語られない、文章化されていない内容が見つかるのであれば、いわゆる『時計離れ』の原因に迫れるのではないか?と考えるわけです。

今回は、自分のテンションやモチベーションを上げるための時計との付き合い方や、お守りとしての時計という観点から書いてみました。

話は同年代の女性の何気ない話から始まります。

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☆本日の時計

・Rolex Ref.16622




〇自分を『上げる』もの


 私が最近通っているカフェ&バー(友人を自宅に招く雰囲気で良いのです)にて、女性スタッフと会話をする中で私が、『お出かけ着としては使わないけど捨てるにはもったいない服を仕事着に使う』という話をしていました。

 その女性スタッフは『もったいないスピリット』に同意しつつも、自身の経験をこう語ってくれました。

 その女性スタッフは、以前は会社の事務関連の仕事をしていたそうで、仕事にはちょっと流行遅れだが『捨てるのはもったいない服』を着て、メイクもそこそこに出勤していたそうです。そうすると、知人に見つかると恥ずかしいから人に会わないように会社に直行直帰な生活になっていた、と振り返りました。
 そんなある時、その女性はどうにも出勤したくない、気分が落ち込んで仕方なくなったそうです。会社の人間関係はとても良好だったのに!


 ここでふと『(ある意味)コソコソ生きているのが悪影響があるのでは?』と思い至り、それなりに気に入っている服を着て、メイクも人に会っても恥ずかしくないレベルに仕上げて出社するようにしたとのこと。そうすると、環境が変わったわけでもないのに出社に対するストレスが緩和されて、仕事に対する活力アップや、仕事終わりの余暇を考える余裕が生まれたそうです。

 その時のオチとしては、仲の良い職場の人に『彼氏できたね?』みたいな冗談を言われたと笑って語ってくれましたが、話を聞いている私は大変示唆に富んだ良い話だと興味深く感じました。



〇モチベーションと自信の重要性


 ここ数年、何事も『テンション(モチベーション)管理』が重要だなと感じてきました。仕事はもちろん、ブログ更新にしたってなんだってそうです。

 さて、モチベーションと自信は密接な関係があるのは、経験上納得いただけるでしょうし、良いコーチングの例などを見れば同意いただけると思います。また、モチベーションや自信を高めることでポテンシャルを発揮しやすくなるのも同様です。

 なので、なんとかうまいことやってモチベーションや自信を高めることが、日常生活や仕事においても重要だと感じています。





〇ファッションの役割って何だろう


 私は、ファッションがモチベーションや自信と強い結びつきがあると考えています。自分の好きな服を着たり、自分のなりたい姿や憧れに近い服装をしたり。某工作員を強く意識したスーツスタイルを真似たり、そのジャンルで成功している人のスタイルを真似たり…。
 また、威厳のあるブランドの品物を身に纏い、それを持つ資格のある人であることを示すことで、自分の後ろ盾にしたりします。こういう『力を示すためのブランド品』の使い方は私は好きではありませんが、元来、ブランドにはそういう側面も強いと考えています。



〇お守りとしてのファッション


 それ以外にも、お守り的な何かがテンションやモチベーション、自信を高めるのに重要な役割を持つと考えます。

 私は同年代から比べれば比較的に信心深い方です。が、神社やお寺のお守りはお守り自体に特別な力があるのではなく、それを持つ人が意味付けをすることが重要だと感じます。受験のお守りに親が買ってきてくれたとか、大きな大会を前に友人たちが作ってくれたとか。

 そのような考えのもと、時計を『自分の中で大切なお守り』ポジションに据えるのは適任ではないか?と感じています。

 時計、特に、その人にとって『がんばって買う価格帯の時計』は、長く使うことを前提として購入することが多いです。有名どころをパッと考えて、10~20年使うぐらいなら修理対応は大丈夫そうです。
 そうやって長く使えるから家族などからのプレゼントとしても選ばれてきました。また、実際に長く使うことによって、その人の中でのストーリーが付与されていきます。『あの大変なプロジェクトの時も身に着けていたな』とかそういうのです。
 そうすることにより、時計を身に着けるときに贈ってくれた人の応援を思い出したり、購入時の頑張りや、身に着けていた時に乗り越えたハードルを思い出し、お守りとしての効力が高まっていくと考えています。



〇時計のひとつの役割


 なぜ腕時計に惹かれて、なぜ必要でもない腕時計を身に着けるのか? 理由は人それぞれだと考えています。しかし、それを文章化したものを読む機会はそんなに多くない。腕時計離れが言われる昨今ですが、こういう理由で身に着ける人もいるんだよ、というのを紹介したくて記事にしてみました。

 なりたい自分に近づけてくれるアイテムであったり、周りからすごいと思われる要素のひとつであったり、死線を潜り抜けた相棒であったり、家族から渡されたお守りであったり。要は腕にはめた時計を見て『気持ちが高まる』『安心感が生まれる』『自信が出る』『ニヤニヤできる』から、腕時計を身に着ける、というのは良い付き合いだと私は考えています。

 私のようなオタクは、時計自体のバックボーンや技術、デザインや流行に目を向けがちですが、これから時計を買ってみようと思っている人が、もしこの記事を読まれましたら、『長く付き合えそうな』『今、とても欲しいと思う時計』を選ぶと良いかと思います。長く使った時計の価値というのは何物にも代えがたいです。


 少なくとも私は、たまに視界に入る時計を見ては『良いなぁ』と思っています。周りがどう思うかは置いておいて、自分にとって意味のある存在として付き合うも良いものですよ。

最初の写真は5時を指していますが、これは朝の5時です。今回の夏休み帰省の帰り道で撮影しました。ロングドライブの際には気に入った時計を身に着けています。これは自分のテンションを上げるためだったり、ゲン担ぎだったりします。

 何かが変わるわけでもないと思いますが、無事にドライブを終えた時に『お守りのおかげかな?』なんて思えるのは良いと思うのですが、どうでしょう?



 今の自分なら何を推薦するか…う~ん、10年間の無償保証が付いたThe Citizenで、フォーマル用ならシルバーも選べる↓のモデルかなぁと。仕事でもプライベートでも、いつでも身に着けられることは、お守りの効果を高めることにもなりますから。



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