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2020年4月13日月曜日

「音で知る高級時計の世界」を2倍楽しむ方法[webChronos]

控えめに2倍としましたが、自分は5倍は違うと思っています。(それでも控えめ?)
簡単に言うと、イヤホンと再生環境にこだわろうっていう話なのですが、かなり安価に、かなり適切な選択となるイヤホンがありますので、こちらを紹介しようと考えた次第です。

試したことが無い人はピンとこないと思いますが、イヤホンと音源との相性は非常に大きな要素となりますので、お財布に余裕があれば試して欲しいなぁと思います。

※参考
「音で知る高級時計の世界」オーデマ ピゲ Cal.RS編



☆本日の紹介品

・バイノーラル音源向けイヤホン final E500




〇final E500について


 finalというメーカーは、知る人ぞ知るオーディオ機器メーカーで、音響工学から考えた製品開発や、40万円する(そして、その価値があるとされるぐらい評価が高い)ヘッドホンを発売するなど、有力なメーカーです。

 以前は、相当クセのある商品を展開していましたが、このEシリーズを展開し始めてから、エントリーユーザー向けの製品が増えてきました。

 その中で、VRコンテンツやバイノーラル録音されたコンテンツに適したイヤホンとしてE500を発売しました。これが、さすがfinalという仕上がりと価格のバランスで、私個人は超おすすめしております。(Amazonで送料無料2000円で買えるってのが推しの理由でもある)



〇どういうところが良いの?


 バイノーラル録音とは、どっちの方向から音が鳴っているか分かる、とか、音が鳴っている物体の近さを音だけで感じ取れるように作られた音源です。映画館とかのサラウンド音源の親戚みたいなもので、これをヘッドホンなどで楽しむために最適化されている、ぐらいに思うと良いかもしれません。

 それでfinal E500の良さは…

・どこから鳴っているか分かりやすい
・アクション映画の破裂音などがリアル
・ホール内の反響音や環境音を上手く鳴らす
・低出力な再生環境でも鳴る

 などです。どこで鳴っているか分かりやすいことを、定位が良いと言います。ただし、今回紹介のクロノスの特集記事では、定位はあまり関係ないな…と感じています。




〇「音で知る高級時計の世界」を聴くとどうなる?


 オーデマピゲを紹介した回を聴いてみました。
 色々なイヤホンやヘッドホンで聴き比べてみると、E500はざっくりと…

・アンクルの「カチ」と「コチ」の2つの音が聴き分けやすい
・ケースの反響の音が聴こえる
・録音環境の反響もちょっと聴こえる
・暗騒音がそこそこ聴こえる
・キンキンと耳に刺さるような感覚が少な目

という特徴があります。鮮やかさとか、解像度(表現力)の高さを際立たせるために、高音域がやたらキンキンするイヤホンが世の中にはそこそこありますが、そういうのとは違うバランスの良さがあります。(ただし、もともとキンキンと耳に痛い音が収録されていると、そのように鳴らしてくる)



〇さらに良い環境で聴くためには


 スマホやタブレットで再生する場合、それらのイヤホンジャックから音を出すか、それらが無い場合は変換プラグを繋げるか、はたまたBluetoothで繋げるか、という選択になります。

 final E500がイヤホンジャックを前提とした機材であり、スマホやタブレットのイヤホンジャック、および変換プラグで繋ぐだけでも、そこそこ楽しめます。しかし、それだとスマホやタブレットの能力に依存することになります。(ちなみにiPad Proはそこそこ能力高いですよ) そこで、高性能なUSB-Cからイヤホンジャック(もしくはLightningからイヤホンジャック)への変換プラグを紹介しておきます。

↑USB-Cならば、これがおすすめ。安価で、評判の良いブランドの商品となっています。代理店の対応も良いですね。

↑Lightning用ならこちら。少し値段は高くなりますが、良い物です。(使ったことがある) 代理店の対応も良いです。

また、IKKO ZerdaはUSB-Cタイプもあります。

(上記2機種の違いが知りたい場合は、私までご相談を… 自分が画像で使っているやつは廃盤になってた(汗)


Bluetoothを用いる方法はありますが、少しトリッキーなので、気になる方はTwitterででも私に聞いてください。



〇他にも使える?


 使えます。アニメや映画鑑賞にぴったりです。アクションシーンの炸裂音の迫力や、銃器の発砲音の圧迫感が非常にリアルに感じ取れます。登場人物が囁くようなセリフがリアルに聴き取れたりします。


 音楽鑑賞も、音域のバランスが良くて悪くないです。表現があっさりしているので情緒豊かな表現には向きませんが。



〇最後に


 2000円で買えるイヤホンの中で、今回対象とするような音声コンテンツや、アニメ・映像を楽しむのに適したモデルって少なくて、非常にお勧めです。(省略しましたが、耳に入れるゴムパーツ=イヤーピースもサイズ豊富に付属している等、使い勝手の点もお勧め要因です)

 E500とiBassoの再生機器を買うと約9000円となり、そこそこの値段になりますが、価格の割に性能と満足度の高い構成となるので、例えばイヤホンを買って感動したら再生機器も…と発展させると良いかもしれません。

 Eシリーズには上位にE1000、E2000、E3000…とありますが、あくまでお勧めはE500です。それぞれには得意分野が合って、今回のような動画試聴にはE500が適任です!


 ちなみに、イヤホンとかにこだわったことが無い人向けに記事を書いており、出力性能の低いスマホでも、そこそこ楽しめるから、という理由でE500を勧めている背景もあります。再生機さえそこそこ良ければ、他の選択肢も出てくるのですが…。

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