前回、カシオスタンダード(チプカシ)のデジタルモデルの内で、私が魅力的と感じたモデルを紹介しました。
今回はアナログ編。いろいろ見ている間に欲しくなって↑を買ってしまいました…
デジタルモデルは個性的な物ばかりでしたが、アナログモデルは意外と落ち着いたデザインが多くて、これはこれで魅力的です。
※アナログ編もあります
☆ベーシックなチプカシデザインを引き継ぐモデル
少し乱暴ですが、チプカシのベーシックなデザインはF-91Wに代表される黒いプラケース+黒いストラップと考えており、それをアナログに落とし込んだモデルを紹介します。
〇チプカシっぽさとシンプルさの共存 MQ-38
チプカシ=黒いプラケースってイメージが私の中にあって、その雰囲気を持ちつつ、シンプルで王道なアナログ時計の魅力があります。サイズは37×28mmと、古典的なドレスウォッチの基準を考えれば男性向けサイズですが、大きくないので女性が着けるのも問題なし。(↓ショップでは女性が着用モデルとなっています)
実際に、このモデルを色違いで所有している女性とお会いしたことがあり、服装に合わせて文字盤色を選ぶってスタイルは素敵だなと感じました。
〇ラウンドケースのシンプルデザイン MQ-24
MQ-38がレクタングルのベーシックモデルなら、MQ-24はラウンドケースのベーシックモデルです。昔ながらの掛け時計の雰囲気を持つこちら。文字盤デザインも多種用意してくれている点は嬉しいです。ケースからラグ、ストラップに向かってなだらかに繋がっているところが、チプカシらしさの取り込みと一体感が生まれて良いですね。
↑自分はこのデザインかなぁ ※画像は楽天にリンクされています
〇デジアナ両表記の魅力 AW-48
デジタルとアナログをミックスしたデザイン。カシオの専売特許ってわけでもないですが、カシオらしさを感じるのは私だけでしょうか? 実は私が幼い頃に初めて買ってもらった時計のような気がして(微妙に違う気もするが…)ピックアップ。
ひいき目を横に置いておいても、シンプルで魅力があると思います。時計の読み方に慣れていないお子さん用(まさに自分がそうだった)にいかがでしょう?
↑シルバーモデルもあります。画像は楽天にリンクされています。
ラバーよりシルバーのほうが良いデザインかな?と思います。
☆金属ケースモデル各種
〇70年代の風を感じろ MQ-24D
先ほどのブラックのプラケースのシルバーカラー+メタルバンド仕様。なお、このモデルのケースは金属では無くプラケースにメッキ仕上げ。同様の仕上げのモデルを持っていますが、見た目は非常に綺麗ですよ。ケースからバンドになだらかに繋がるラインと、シンプルでミニマムなデザインに70年代の雰囲気を感じます。
〇チプカシとは呼ばせない完成度 MTP-1095E
片っ端からチェックしてゆく中で「おーこりゃ良い!」と思ったモデルがMTP-1095E。特にブラックのモデルが好みです。34mm径と現代基準だと小ぶりで、腕の細い男性にも違和感なくマッチする古典的なドレスウォッチのサイズ感となっています。女性が着けてもマッチするサイズ感ですね。(なお、これよりワンサイズ小さいモデルがレディース用として用意されています。) 他のモデルと針を共有しているのか、分針と秒針が文字盤の端まで届いており、バランスが良い。これはスーツに合せてみたいと考えて買いました。
〇スタンダードの名に恥じない MTP-V001
普通に良いモデルですね。これ。38mmとちょっと小ぶりだけど存在感のある昔ながらのスポーツウォッチのようなMTP-V001。メタルブレスモデルもあるが、断然ストラップ仕様の方が魅力的に感じる。ブレスモデルは良くも悪くも凡庸になっちゃう感じがあります。お好きな人は、ブレスモデルを購入して、ストラップを自分で替えるのもアリ。ストラップを交換したり、NATOタイプのミリタリー調に換えると化けそうな気配。スーツにもバッチリ。
〇ドレッシーな雰囲気のある MTP-V005
直径40mmと現在のビジネスウォッチの標準サイズで、極力シンプルにまとめたMTP-V005。文字盤デザインにバリエーションがあり、どれも魅力的だが、私はミニッツトラックと12時 6時のローマンインデックスを持つモデルをプッシュ。分針と秒針が長くて、バランスが良い点も気に入った理由のひとつ。ブレスモデルもあるがレザー仕様で使いたい。これもスーツに映えるモデル。(買いました)
〇ちょっと珍しいデイデイトモデル MTP-1381
ロレックスのデイデイトの曜日表示に近い表示形式を持つMTP-1381。意外と曜日表示は便利だったりします。文字盤に変化があってノッペリした感じもなく好印象です。6時位置のデイト表示もデザインによく合っています。
☆スポーティーなモデル
〇ダイバーズやパイロットウォッチを連想させる MTP-VD01
直径45mmと大型で、大きなアラビアインデックスからダイバーズっぽさやパイロットウォッチっぽさを感じます。正確にはボールウォッチっぽいと言うべきかもしれませんが…。サイズの割に厚さ10.3mmと薄いため、着用感は結構良いのでは?と予想しています。
〇ルミノックスをコスパで蹴散らせ MRW-200HD
チプカシの定番ダイバーズ風デザインのMRW-200。これ、直径45mmとちと大きいのですよ。なのでプラスチックケースモデルは候補から外し、メタルブレスレットモデルが存在するのでこちらはエントリーしました。セイコーの古典ダイバー風の時針に見やすそうな文字盤が合わせられています。白文字盤ダイバーズって少ないので、逆に良いかも。
〇禁断のG-SHOCKデザイン AQ-S810W & AEQ-110W
デジタルモデルにもありましたが、アナログモデルにも禁断のセルフオマージュがあります。今回はAQ-S810WとAEQ-110Wをピックアップ。共にG-SHOCK GA-140系のデザインを感じます。AQ-S810Wはなんとソーラー充電式で、チプカシの価格でこの装備は大盤振舞だと感じます。デザインも、両方ともに整っていて悪くないです。カシオ謹製なのでパクリとは呼ばせない。
↓こちらが元ネタに近いと思われるG-SHOCK
〇最後に
ずーっと見続けた結果、欲しくなりすぎてMTP-1095EとMTP-V005を買いました。とても気に入っています。純粋な感想を言うとすごい良い。これ以外なら、MTP-V001もお勧めです。
※画像は楽天にリンクされています
かなりのモデルを見て選別してまいりました。だいたい3000円弱で、5000円も出せば替えるモデルばかりです。それで、こんなにも「グッとくる」モデルが多いことに驚きました。
※アナログ編もあります