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2018年4月12日木曜日

時計の重さの感じ方について[あるいはSteinhartの重量]

先日着用画像を紹介したSteinhart Ocean One Vintage Redですが、スペックを見て驚きの重さでした。

なぜまた重量が気になったのか、ということを中心にちょっと書き残しておきましょう。

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☆本日の時計

・Steinhart Ocean One Vintage Red


 この時計には、これまではNATOタイプのストラップを着けておりました。いわゆるNATO正式品のナイロンタイプや、雰囲気の良いレザー製を気分で変えておりましたが、ふと思い立って純正のメタルブレスに付け替えました。

 このOcean One Vintage Redについているメタルブレスは、値段の割になかなか良く、長さもねじ固定で変更できるタイプなのですが、以前、ギリギリの長さに調整した状態で、このネジに適合するドライバーを破損してしまい、『ギリギリすぎて窮屈だし、NATOタイプのままにしておくか』という感じで使わずにおりました。

 で、メタルバンドに戻して、タイトな長さで使っておりましたところ(値段の割にはという前置きは必要ですが) 着け心地も良いなぁと最近は連続登板しております。



 で、本日の話題なのですが、タイトな長さで使用しておりましたところ、そこまで重さを感じないなぁ、と思った次第です。いや、当然のことながら、時計の中ではかなり重い部類ですので『重くない』などとは思いませんが、重さによって着けたくないとは思わない程度の不快感で収まっている、という意味です。


 このOcean One Vintage Redは、スペック上は怒涛の216gです。これより軽い同サイズでセラミックベゼル採用のOCEAN 1 BLACK Ceramicですら190gあります。
 ご存じない方も多いと思うので補足しますと、Ocean One Vintage Redは、ドーム形状のサファイアガラス採用で、ベゼル径42mm、ベルトラグ幅22mmと、分類上大型の時計になります。

 ちなみに216gというのは、現行サブマリーナRef.116610LNの約160gよりも大幅に重く、軽快だったEXPLORER I Ref.114270の約2倍、DEEP-SEAとほぼ同等という超重量級です。(参考文献


 さて、なぜこの内容を記事にしたかというと、現行サブマリーナの重さが気になったためです。質量という意味の重さと、装着した時の重さですね。

 少し前の、スリムな形状をしたサブマリーナ(Ocean One Vintage Redが元ネタにしたであろう時代の物)で、約130gであり、現行になって160gと重くなった、ということが、ネットのレビューなどで書かれていることがあります。実際に160gの時計というのはそこそこ重たいと思いますので、そのような感想は至極まっとうだと思います。
 この重さがネックとなって購入を断念した人や、購入したけど…という人も中にはいらっしゃるのではないか?と思います。

 それで、私はOcean One Vintage Redは大好きだけど、結局はオマージュだし、どこかのタイミングでRolexのサブマリーナかそれに近いタイプが欲しいと考えている中で、この重量に問題があるのかないのかを検討した次第です。(Steinhartなら、重たい!ちくしょー!と思っても10万円しない時計なので、たとえ使わなくなっても諦めもつきますが、Rolexだと、ねぇ?)



 で、ここで最初の話に戻るわけですが、ブレスをタイトフィットにした際に、重さを感じにくくなったりするのでは?と考えました。厳密に比較したわけではありませんが、絶対に軽量になるはずのNATOタイプよりも、体感的には軽く感じたように思います。


 緩みの無いブレスにしますとNATOタイプと違ってストラップ部分がヨレることがありません。また、タイトにしますと腕を振っても腕に密着しており、バタバタと遊ぶことがありません。理論的には、重量物が動く棒に密着することで慣性モーメントも小さくなります。(理論的には、ですよ 笑)また、バタバタと暴れなくなって、暴れてドスンと落ちた時の重みも感じなくなります。
 そんなこともあって、タイトフィットなブレスは重さを感じにくくしたりするのでは?などと考えていた次第です。


 私は筋骨隆々ではありませんが、それなりに肩幅もありますし、腕も太めです。(なにせ42mmのOcean One Vintage Redがぴったり収まるぐらいですので…) なので、重たく大きい時計を着けるのには恵まれていると言えます。であれば、現行のサブマリーナであっても、そこまで重量を気にせずに使ってゆけるのではないかなぁ?などと現在考えております。(買えるかどうかは別問題!!)

 ただ、このタイトフィットは春だから暑くなくて使える、という裏技かもしれません。そういう場合にサブマリーナであれば、簡単に長さを調整できるので、それはそれで案外うまく付き合えるのかもしれませんが、そもそもお近づきになるための前金が私には不足しており、天を仰いでおります。


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