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2019年5月16日木曜日

[レビュー]セイコー ドルチェ&エクセリーヌ SACM171

友人が私がおすすめしたセイコー ドルチェ&エクセリーヌのSACM171を購入しました。これは実を言うと、私がとても欲しいと感じた時計なのです。
セイコー ドルチェ&エクセリーヌ SACM171
欲しいと思った理由は、フォーマルにも対応できるスタイルでシンプルかつ均整がとれてキレのあるデザインだと感じたからです。

友人に頼んで少し写真を撮らせてもらったので、ご紹介したいと思います。

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☆本日の時計

・セイコー ドルチェ&エクセリーヌ SACM171


〇ドルチェ&エクセリーヌ SACM171がおすすめな理由


 よく行動を共にする友人は、ブランドなどは気にせずに良い物を長く使うタイプで、流行などは追わずに自分の好みやマッチングに注目して選ぶタイプです。また腕が非常に細い(といっても日本人ならそこそこいそうなぐらい)なのも言っておかなければならないでしょう。

 彼がそろそろ時計を買い換えたいとのことで色々と話をしておりまして、冗談半分に高価な物をお勧めしたりしておりましたが(笑)、ここは真面目に1本選んで推薦したのがセイコーのドルチェ&エクセリーヌ SACM171です。

詳しくは後述していきますが、この時計は日本人に合った素晴らしさがあると感じています。

・34mm径で薄型のコンパクトなサイズ感
・非常にシンプルでフォーマルな場面にマッチする
・年差クォーツを搭載する超絶高精度
・太いドーフィン針が往年のセイコー高級機に通じる
・ロードマチック系から引き継がれたデザイン

少し言い換えるなら、比較的安価で高精度で作りも良く、デザイン・性能共に往年のセイコーの王道の魅力が詰まっている、といったところでしょうか? ちなみに年差クォーツとは、保証精度1年で±10秒というレベルです。実際はもう少し誤差が少ないと思います。誤差を気にしない人ならば電池交換(保証3年)まで時間調整不要で運用できそうです。


〇SACM171の詳細写真


セイコー ドルチェ&エクセリーヌ SACM171 文字盤と針
太いドーフィン針と文字盤端まで届く分針・秒針
私が好きなのは太いドーフィン針の力強さとキレ、文字盤端まで届く手抜きなしといった雰囲気です。ケースサイド、ラグもシャープに決まっています。
梨地の文字盤はミラーやサンレイとは異なる味があって好ましいです
写真での表現が難しいですが、文字盤は白っぽいシルバーで梨地になっており、光が上手い具合に乱反射して視認性が高いです。これは実物を見て(また、太陽光の元で文字盤を見て)驚きました。

インデックスは細い感じで時計の雰囲気と良く合っています。


 一点、残念な点はストラップがちょっと安っぽい点でしょう。いや、これはこれで古典的なフォーマル向けデザインを踏襲しているので、この時計の役割を考えるとベストマッチだとは思います。

 ただ、そこまで完全なフォーマルさを求めないのであれば、ステッチが表面に出ているような、ちょっとだけフォーマル度の薄くて質の良いストラップを合わせると、ぐっと雰囲気が変わると思っています。注意すべきはラグ幅が17mmということですね。サイズ感を考えるといたしかたないのか?と思いますが、18mmだと選択肢が多いのですがね。
途中でも書きましたが、私はこのSACM171にロードマチック5601-9000の雰囲気を強く感じました。
 グランドセイコーの認知度も高まり、より高価な実用時計としてはロードマーベル36000などが有った当時に、かなりデザインパターンの多かったロードマチック。今で言うとプレサージュあたりになるかもしれませんね。そのなかでも上記のモデルは最もベーシックなものになります。
 こういうベーシックな良さって、時代を超えると私は思うのですが…う~ん、こういうモデルが減っていることを考えると、人気は無いのですかね?



〇最後に


 バカ売れしたり流行したり、ましてや、自慢できるタイプの時計ではありませんが、このセイコー ドルチェを着用する彼のパーソナリティーが、その選択から良く出ていて、生真面目さやシンプルで堅実な時計を求めている人にはうってつけではないかな?と思います。特に、腕の細い人にはおすすめですよ。



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