SKX013みたいな時計が増えてほしいなぁ… |
何年も情報を追いかけている方であれば『その予想は当たり前だろう』等と思われるかもしれませんが、雑談ということで読んでいただけると幸いです。
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〇バーゼルで発表されたセイコーダイバーズ2019年の新作
とやかく言う前に、私が敬愛する泥沼時計収拾メモさんの記事にてセイコーオフィシャルから出ている新作のカタログが紹介されていました。
→Seiko 2019年 新作カタログ
で、これをベースに話を進めようとすると、泥沼時計収拾メモさんの記事を丸パクリみたいになりそう(というか実際になったからリライトした 苦笑)ので、このあたりはサラッと紹介します。
ざっくりと言うとこんな感じ。
・2ndダイバーの高価格復刻が出た
・スプリングドライブ搭載のLX lineが登場
・SUMOがバージョンアップ高価格版が出た
・モンスターの新作が出た
〇予想通りだったこと
予想通りでもありますし、リークもあったので驚きが無かったのが2ndダイバーの復刻で、値段も高いという点でしょう。このあたりはお好きな方にお任せします。1stダイバー復刻の時は争奪戦で、1968メカニカルダイバー復刻は高過ぎ?人気無い?で2019年3月現在でも定価で残っていますので、2ndはどうなるでしょうか…。まぁ、2ndは待望されていたのでどれだけの期間がかかるかは分かりませんが完売はするでしょう。欲しい人は早急に検討を開始した方が良いと思います。(2ndダイバーを待つために1968はパスした人も多そう…)
↑予約開始していますね。
〇予想外だったこと
2ndダイバーの現代デザインが登場しなかったことですね。1st、1968メカニカルダイバーについては、完全復刻と現代版モデルを同時に登場させていたので、てっきり2ndダイバー現代版が発売になると思っていました。(むしろそちらに興味があった) 3rd(タートル)とのキャラ被りを回避したのでしょうか? 今後のためにネタを取っておいたのでしょうか?
次に、SUMOのバージョンアップがあったことです。正直に言ってSUMOは今後廃盤になると思っていました(苦笑) といいますのも、2018年に登場した1968メカニカルダイバー現代版(SBDC061)などとケース形状や由来が近いのが理由です。つまりキャラ被りと私は考えていたのです。しかし、SBDC061がNew SUMOとならずに登場したことにより、SUMOはあの形状のまま存続することになっていたようです。
※追記
→SUMOの新旧スペック比較は別記事にまとめました←
↑新型SUMOの予約も始まりましたね。
ショップの写真を見る限り、ケースの研磨が旧型に比べてシャープになって、コストを掛けているのが分かります。
予想外、というのは言い過ぎですが、新型モンスターがこのタイミングで登場しました。もう少し先かな?と思っていたのですが…。
では、ここからは私の妄想が爆発します。
〇勝手な予想に基づいた今後のモデル展開
可能性高そう 〇
可能性低そう △ として書きます
≪2020年≫
★ボーイバージョンアップ
望み薄で完全に願望が入っていますが… もし発売されたら内容はこんな感じ
・4R36化 〇
・ダイヤシールド △
・サファイア化 △
・実勢4万円
現在のミニタートルの立ち位置に入ってくると考えています。そもそもボーイシリーズはグローバルの公式サイトにも載っていないという謎モデルですが、これがグローバルの通常ラインナップになるのでは?というのが私の予想です。現在のボーイSKX007、SKX009は最近は日本への入荷が少なくなったのか在庫薄ぎみで高値止まりです。これはリニューアルの前兆では?と思っています。そのままリストラの憂き目かもしれませんが…
グローバルラインナップの中で、ちょっと小さめ機械式ダイバーという立ち位置は、ミニタートルだけという感じなので、ここの補強になるのかなぁなどと。
※2019年8月20日追記
Seiko 5 Sportsとして新シリーズが展開され、ほぼボーイのモデルが誕生しました。これにより、ボーイは廃止になったと考えるのが妥当そうです。
☆新型Seiko 5 Sportsが発表
※2020年2月追記
2019年夏ごろには在庫が無くなり、ついに廃番と思われた旧ボーイシリーズは、2020年2月現在、なぜか在庫が復活してきました。ボーイは継続している模様。
⇒ボーイは廃盤になっていないみたいって話
≪2021年≫
★タートル復刻バージョンアップ
・ダイヤシールド 〇
・ブレス&クラスプレベルアップ 〇
・サファイア化 〇
・4R36 〇
・実勢7万円
セイコーのミスは、このタートルを登場当初に現在のSBDC051やSBDC061のような実勢8万円ぐらいの高価格仕様で登場させなかったことです。まぁ、タートル発売後に登場したSBDC051あたりから『あれ?ちょっと高くても売れるんじゃね?』と分かったのでしょうか…。
3rd復刻タートルは国内版でも5万円程度で、1stリイシューは8万円と価格差が出ています。そのせいでラインナップがちぐはぐな感じ。これはセイコーとしても解消したいのではないか?と私は考えます。とはいえ、2017年にグローバル、2018年に国内投入したばかりですので2019年~2020年にはモデルチェンジは無いでしょう。
先に紹介したSUMOは2015年10月にSBDC031となり、2019年にバージョンアップになっているので、3~4年のスパンでバージョンアップはありえると分かります。ですので、タートルは2021年あたりにバージョンアップされるのが妥当な予想でしょう。
このバージョンアップの際には、現在の針形状を維持してほしいですね…。いや、たぶん、SBDC051系の大きな矢印時針になるのでしょうが…。あと、6R化しないと高価格化する理由に乏しくなってしまうのですが、デイデイト表示というサードダイバーの特徴を守ろうとしても6R系で現在の4R36と同じような表示ができるムーブメントが無い、という問題があります。ですので、4R36を維持し実勢で7万弱ぐらいになるのでは?と考えます。6R15にしてデイト表示に変更…う~ん、予想は×としておきましょう。
おそらくこのタイミングでサムライも同様のバージョンアップを受けるはずです。サムライはデイト表示なので、現在はタートルとほぼ同じ値段ですが、サムライの6R15化によってバージョンアップ後の4R36タートルより高価になる可能性があります。(予想ですよ!)
〇その他
LX Lineというのを新たに立ち上げました。実はこれ、60万円ぐらいする高級ラインです。う~ん、GSとの立ち位置は…? スプリングドライブのムーブメントを搭載しており、これを搭載している時計は高価なのは分かりますが、今、GSとセイコープロスペックスの間が狭まるような商品を投入するのはどういうつもりなんだろう…?という疑問があります。
2021年になってもLX Lineに新製品が投入されていなかったら『お察し』案件だと思います。個人的に見た目は嫌いじゃないですが、この値段を出すならGSかMM300を買いますね。
〇最後に
雑談の感じで…と前置きに書きましたが、もうひとつ記事にしておこうと思った理由に、タイムカプセル的な楽しみを作ってみよう、という試みがあります。2年後ぐらいに大外れしているか、それとも大当たりしているか、そんな楽しみを作っておこう、ということですね。そんなに大胆な予想をしている訳ではありませんが…。
と、ここまで考えてきますと、セイコーダイバーズのラインナップが非常に複雑というか重複が多いと感じます。海外のキネティックGMTダイバーなんかを合わせるとモデル数が多すぎで整理不足を感じます。そうやって多彩なモデルを維持するメーカの姿勢は良いと感じますが、もうちょっと分かりやすく、そして日本国内・国外での差を減らしても良いのではないか?とも思います。
とにかく、買わずにグズグズ言うのは邪魔をしているだけなので、好きならたまには購入できるように日々節制しますかね。私が買った分の利益が新型の試作に活かされるのならば…と願います。
↑海外モデルで日本で知名度が低いもののうち、今、私が欲しいのはコレ。数年前までは見向きもしなかったであろう、超大型でゴチャゴチャとしてクセが強いデザインw 完全にセイコーデザインの虜になっていますね。
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